日本政策金融公庫とは(新公庫とは)
日本政策金融公庫とは、国民生活金融公庫、中小企業金融公庫、農林漁業金融公庫、沖縄振興開発金融公庫、国際協力銀行(国際金融等業務)の5つの機関の統合により、2008年10月より新しく設立される政府全額出資の金融機関です。
正式名称は、「株式会社日本政策金融公庫」です。略して「新公庫」とも呼ばれます。
株式会社といっても、「日本政策金融公庫」という名称の通り、政府系のイメージが鮮明となっており、「株式会社日本政策金融公庫法」という法律に基づく株式会社で、いわゆる「特殊会社」となります。
「株式会社日本政策金融公庫法」により日本政府が日本政策金融公庫の株式のすべてを常時保有すると定められており、日本政策金融公庫を民営化するということではありません。
公共性の高い政策金融を担うという組織の性格は変わらず、国の関与のもと、「利益追求」をするのではなく、「健全な経営と政策金融機能の発揮」を行う金融機関です。
既に国民生活金融公庫や中小公庫などの政府系金融機関と取引がある方も現在は、日本政策金融公庫へ基本的に引き継がれます。
【日本政策金融公庫へ統合される金融機関】
● 国民生活金融公庫
● 中小企業金融公庫
● 農林漁業金融公庫
● 国際協力銀行
● 沖縄振興開発金融公庫(平成24年以降に統合)
日本政策金融公庫(旧国民生活金融公庫)の支店は全国の主要都市に152店舗あり、地域や業種に偏りなく、幅広い融資を行っています。
また、日本政策金融公庫(旧国民生活金融公庫)は、開業の相談から資金調達相談まで幅広く相談に応じてくれます。事業プランが定まっていない段階の開業前から相談して、事業プランのアドバイス等をしてもらい、その後融資をしてもらうというパターンも可能です。
また、「無担保、無保証人の融資制度」もあります。 開業資金を日本政策金融公庫(旧国民生活金融公庫)で融資してもらうことが定石となっている所以です。
●日本政策金融公庫を利用するメリット
・日本政策金融公庫は金利が安い!
日本政策金融公庫の1番のメリットといえば、なんといっても金利の安さといえます。基準利率は、おおよそ年1.6%~2.3%です。しかも固定金利です。
銀行からのプロパー融資でここまでの低金利は、なかなか望めないといえます。
・日本政策金融公庫は金利が固定金利。
日本政策金融公庫の金利は契約時の利率が最後まで適用される固定金利です。
変動金利と違い、将来、世間の金利が上昇したとしても金利の負担が増すことがありません。
これは、借りた企業にとっては、将来の金利負担の増大を心配しなくて良く、安心して資金繰り計画を立てられるというメリットがあります。
・新規開業者でも融資してもらえる。
これから起業したいと考えている人でも日本政策金融公庫ならば開業のための資金を貸してくれます。
銀行は実績を重視するため、なかなか、開業資金としての融資が難しいため、日本政策金融公庫は、都道府県などが行っている信用保証協会を活用した制度融資と並んで創業者にとって借入れを行う際の主要な機関であり、まさに救世主といえる存在です。
日本政策金融公庫(旧国民生活金融公庫)からの創業資金の調達に関して詳しく知りたい方は『国民生活金融公庫を活用した創業資金調達マニュアル』 をどうぞ!
・無担保、無保証人でも融資を受けられる
日本政策金融公庫の融資の中には、「無担保、無保証人の融資制度」があります。
「経営改善貸付」と「新創業融資制度」の2種類です。
「経営改善貸付」は一定の要件を満たし、従業員が20人以内(商業・サービス業の場合は5人以内)の方で、商工会議所、商工会または都道府県商工会連合会の推薦を受けた方が対象となります。
「新創業融資制度」は、必要資金の3分の1以上の自己資金を用意するなど、いくつかの定められた要件にはまった人ならば申請することができ、自己資金の範囲内で最高1,000万円の融資を無担保、無保証人で申し込むことができます。
以上のことから、特にこれから起業する方で融資を受けたいと思っている方は、まず、日本政策金融公庫を活用することをお勧め致します。
●創業資金の調達に関してもっと詳しく知りたい方は⇒起業、創業資金の調達方法
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特に、創業融資の申し込みの際の事業計画書、資金計画書の作成は、初めての方にとっては、分からない点が多いと思いますが、多くの案件を経験し、調達実績を持つ幣事務所のサポートにより、スムーズに日本政策金融公庫(旧国民生活金融公庫)への申し込みを行うことが出来ます。
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