【対談】ROAとは?

突然ですが、「ROA」という財務指標知ってますか?
ROA?あー…、聞いたことありますね。ただどんなものかってのはよくわからないですね…。
実は、ROAってとても重要な指標で、より良い会社にしようと改善活動することって、つまりはROAを良くする活動と通じるんですよね。
え、そうなんですか?

ちなみに、ROAってリターンオブ何ちゃらって言うんでしたっけ?

惜しいですね。笑

ROAはReturn On Assetsの頭文字で、日本語で言うと総資産利益率(総資本利益率)です。

あ、リターンオンアセットね。

これが経営改善活動と通じるんですか?

ROAが何を表す指標かと言うと

“資産に対してどれだけの利益を生んでいるかを示す指標”

“総資産が利益獲得のためにどれだけ効率的に活用されているかを表す指標”

・・・。めちゃくちゃピンと来ないですね。苦笑

なんとなくわかるけど、ピンと来ないわ。

本当ですよね。笑

なんかスッキリ理解するのちょっと難しいですよね。でも超大事なんですよ。

だから、スッキリ理解できるようにお伝えしますよ。

頼みます!
じゃあ博英、会社の財務状況を良くするってどんなことですかね?
え…、そりゃあ、例えば利益が多く出せる会社にするとかですか?
はいはい。それもすごく大事ですね。P/L的にはより多くの利益を稼げる会社になることは大きな目標ですよね。では、B/S的にはどうですかね?
B/S的に?難しいな…。負債を減らすとか?
はいはい。それも大事だね。他にはどうですか?
以前教わった、「無駄な資産を持たずに、B/Sをコンパクトにした方が良い」ですか?
それです。

ROAの計算式は「利益÷総資産」です。

この式を分解すると(利益/売上高)×(売上高/総資産)にできるんですよね。

あー、こんなやつ小学校の時にやりましたね。分数の授業で。
そうそう。つまり、これって
  • 利益/売上高=利益率
  • 売上高/総資産=総資産回転率

ですよね。

そうですね…。
さっき、博英が言ってた会社の財務内容をよくする取り組みって「利益が多く出せる会社にする」 と 「B/Sをコンパクトにする」 でしたよね?

それって、つまり、利益率を良くして総資産回転率を高めることですよね。

B/Sをコンパクトにして、効率的に売上を上げられる会社にすることは、つまり総資産回転率を高めることと同じことです。適量の資産でより多くの売上を上げることができる会社になることですので。

つまり、博英が言ってたことって、イコールROAを良くすることと同じなんですよ!

なるほど!そうですね。利益率を高めて適量の資産で多くの売上を稼げる会社になることって、つまり経営を良くする取り組みそのものだから、経営改善の行動ってROAが良くなることに繋がるんだ・・・!
その通りです!ROAが良い会社は、つまり儲けやすい体質の会社だと言うことです。

ROAって超重要でしょ?

たしかに。めちゃスッキリしました。

ROAって横文字でとっつきにくいし、これまでスルーしてたけどめちゃ重要なのが分かりましたし、すっきり理解できてよかったです。

よかったです。ぜひご参考にしてください。
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